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HIV感染症とエイズの違いがわからない人は少なくない。郵送検査で簡単検査!

HIV感染症とはエイズのことと考えてしまいがちですが、厳密にはそうではないと知ることが、病気に対する理解としてまず大事です。

HIVとは、Human Immunodeficiency Virusの頭文字をとったもので、ヒト免疫不全ウィルスのことをいいます。このことから、HIV感染症とはウィルス感染による病気であることがわかります。

HIV感染症は、人の身体に外部から侵入してくるカビや病原菌を撃退する免疫細胞の中のTリンパ球やマクロファージに、HIVウィルスが感染して起こる病気のことです。このウィルスにはHIV1型とHIV2型の2種類がありますが、どちらに感染した場合もHIV感染症と一括りに診断されます。

エイズは違う感染症

エイズはAIDSと表記され、Acquired Immunodeficiency Syndromeからとられた頭文字から、エイズと呼ばれるようになりました。
後天性免疫不全症候群という病名になり、発症の発端はHIV感染症になります。はじめにHIV感染症を発症し、このHIVウィルスがマクロファージやTリンパ球といった細胞の中で増えていきます。

HIVウィルスがこれらの細胞の中で増殖すると、身体の免疫力がどんどん奪われていき、免疫細胞がしっかりと活動しているときには感染するはずのないウィルスにまで感染してしまうようになるのです。
HIV感染症が進行していくことにより、さまざまな病気を発症する身体の状態になったとき、後天性免疫不全症候群、通称エイズと診断します。

エイズと診断するには、23もの疾患が定められていることから、これらの発症時でエイズと診断することを考えると、その診断は非常に慎重に行われるといえるでしょう。

HIV感染症の症状とエイズの症状の違いとは

急性期HIVに感染した場合、2週間から4週間の間で急激に細胞内で増殖し始め、マクロファージが破壊されます。それに伴ってさまざまな症状が出始めますが、発熱やのどの痛み、だるさや下痢といった、風邪の症状に似ているのが特徴です。

また筋肉痛を伴うこともあるため、インフルエンザが疑われる場合もありますし、皮疹が出たりといった具合に人によって異なるために、余計にはっきりしないことが、この病気を怖いものという認識にさせているのは確かでしょう。

一方のエイズはというと、慢性的な下痢と急激な体重減少が主な症状です。
エイズの発症者が多いアフリカでは痩身病と呼ばれるほど、体重減少が著しくなるのが特徴です。また、エイズ脳症と呼ばれる、認知症に似た症状を発症する可能性もあります。

これは、本来であれば脳に異物を侵入させるのを阻止する役割を果たす脳血液関門が、HIVウィルスに突破されて引き起こされることから、エイズ痴ほう症と呼ばれているのが特徴です。

そもそもの感染原因は何なのか

エイズに至るまでにはHIV感染症が発端であることを理解することが大事ですが、HIVウィルスの感染原因のは日常生活においては性行為だけです。

ほかには血液感染とHIV感染した母親から子へと感染する母子感染で、血液感染で多いのは輸血で、社会的に大きな問題になったことは記憶に新しいといえます。
感染原因でもっとも多いのは、性行為によってHIVウィルスに感染するケースで、血液と精液、さらには母乳と膣分泌液などがHIVの感染源となります。

これらが健康な身体の表面に付着しても感染することはありませんが、傷口や粘膜に付着することで感染してしまうのです。
HIVとエイズがたびたび混同されるのは、日常生活においては性行為によってのみからといえます。いきなりエイズになるのではなく、その前の段階でHIV感染症という病気への感染があることを知っておくことが大事です。

HIV感染症及びエイズの治療方法はあるのか

HIV感染症からエイズに移行してしまった場合、治療方法はないのが現代医学の現状です。
そのため、いかに早くHIVウィルスに感染しているかを見つけ出すことが大変重要になってきます。
なかなか治らない風邪やインフルエンザに似た症状があるにもかかわらず、インフルエンザではないと診断されたときに、心当たりがあるならHIV検査を受診することが大事です。

早期に感染していることがわかれば、抗HIV薬による治療でウィルスの増殖を抑えることが可能だからです。HIVウィルスの増殖を抑えることができれば、発症防止につながりますので、早期発見によってこの治療を受けることができれば、症状も治まり、健常時と変わらない生活を送ることができます。

このように、たびたび同じ病気と捉えられるHIV感染症とエイズには、違いがあることをしっかりと理解することが求められます。

早期発見ができれば治療の方法はあることや、そもそも感染する経路を知って、感染予防に努めることも大事です。性行為が最大の原因であることが偏見を招きやすいことにつながっていると知れば、予防に真剣に取り組めるでしょう。

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