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  1. クラミジア感染症
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クラミジア感染症を検査と治療は?簡単に検査できるの?

クラミジア感染症は、性感染症のうちの50%の原因になっているとされるクラミジア・トラコマティスという細菌が原因で引き起こされる性感染症です。

10代から20代の性行為の活動が盛んな男女の間で発症し、罹患することが多い性感染症なのが特徴で、罹患者数は24000人以上になるといわれており、見過ごすことのできない性感染症として警戒視されています。

男性、女性の両方に発症しますが、女性の発症確率は男性の倍ということから、どちらかというと女性が患う性病というイメージが強くなっています。

ただ、性行為によって男女ともに感染しますので、夫婦間や性行為を行うカップル間で女性がクラミジア感染症に罹患したとわかった時点で、男性も感染していないかを確認する必要があり、感染しているとなったら2人そろって治療を受けることが重要です。

どのような症状が出るのか

クラミジア感染症の特徴に、初期は感染しても無症状であることが多く、仮におかしいと感じたとしてもその異変は極めて軽微なことが挙げられます。

そのため、クラミジア感染症に罹患しているとはっきりとわかる症状が出るころにはかなり進行しているというのが、この性感染症の治療を難しくしている一番の理由です。

症状がもっとも出るのは性器ですが、咽頭や目にも感染するのが特徴です。男女別に症状を見ていくと、
男性の場合は感染後に最初に起こる症状が尿道炎です。

排尿の際に痛みがあったり、しみたり、あるいは熱い感じがするというのが特徴的な症状で、排尿時刺激症状と呼びます。膿が出ることはほとんどないので、単なる尿道炎と思って泌尿器科を受診したところ、クラミジア感染症に罹患していることがわかることもしばしばです。

男性が気を付けたいのは、この尿道炎の段階を放置しておくと、細菌が前立腺に居座ってしまい、前立腺炎に発展してしまうことです。前立腺には痛みを感じる神経があまりないために、炎症を起こしているのに気付かないことが、男性の早期発見を難しくしています。

前立腺炎に気付かずにいると、菌は睾丸へと移動し、副睾丸炎が起こることによって腫れ上がりますので、ここでようやく気付く人も多いのが男性の症状です。

女性もわかりにくいのは同じだけれど

女性の場合も、痛みを感じる神経がほとんどない子宮頚管部粘膜に、まず菌が付着します。
これは、膣の奥や子宮の入り口近くです。ただ、女性の場合はクラミジア感染症に罹患することによって膣内の抵抗力が落ち、他の病原菌が入りやすくなるため、膣炎を起こします。

膣炎を起こすと性器にかゆみがあったり、汚れたおりものが出たり、性器からのニオイがきつくなるといった具合に、異変を感じ取ることができるので、男性よりも早く医療機関を受診できる可能性があることが男性にはない救いです。

ここで婦人科を受診すれば、膣炎の原因がクラミジア感染症であることがわかるのですが、羞恥心から放置してしまうと菌はさらに内部へと進み、子宮内膜炎や卵管炎、さらには腹膜炎を引き起こすことになります。
こうなるとさまざまな痛みが起こってきますので、さすがにほとんどの女性が医療機関を受診すると思われますが、できれば膣炎の段階で発見したいところです。

感染は何が原因なのか

クラミジア感染症の主な感染経路は、性的接触による精液や膣分泌液から、または血液や唾液などの体液を介しても感染しますが、一番の原因はやはり性交渉にあるといっていいでしょう。

咽頭や目にも感染するのは、オーラルセックスによって咽頭に菌が感染するためです。
また、菌が付着した手で目をこすることによって、結膜に感染します。
咽頭への感染は、目に感染したことで目と鼻をつなぐ鼻涙管から感染するといった流れもありますので、目に感染するという不思議はこれらが原因となっています。

性器だけでなく目や咽頭にも感染するとなると、クラミジア感染症の人が使ったタオルを知らずに使うといったことが気になりますが、クラミジア感染症を引き起こす菌そのものは非常に弱いため、入浴やトイレ、タオルの共用などからはほとんど感染することはありません。

どんな治療方法がなされるのか

クラミジア感染症に罹患していることがわかった場合、抗生物質、いわゆる抗菌薬による治療が一般的です。

抗菌薬にはいくつか種類があり、マクロライド系か、ニューキノロン系抗菌薬のいずれかから、クラミジアに対して効果のある薬を、あるいはテトラサイクリン系の抗菌薬を選ぶなど、医師の判断によって変わりますが、これらの薬を2週間ほどかけて服薬します。

最近では1回の服用で1週間くらい効果が持続するという、アジスロマイシンという新しい抗菌薬が用いられることも増えています。いずれの薬が処方された場合も、しっかりと指示どおりに飲まないと菌に耐性ができてしまい、効果がなくなってしまうため、途中でやめないことが抗菌薬を飲む治療方法では鉄則です。

このように、初期の段階ではほとんど自覚症状がないために、すぐに発見が難しいクラミジア感染症は、男性なら尿道炎で、女性なら膣炎の段階で医療機関を受診するのが望ましく、治療をはじめたらしっかりと医師の指示を守ることが完治に向けてもっとも重要となっています。

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